パパ活アプリ
地方の営業所に2年間単身赴任していたことがあります。家族も連れて引っ越そうかと思ったのですが、娘が小中高一貫の学校に通っていまして、転校させるのもよくないだろう、と言うことになって単身赴任を選択しました。
久々の独身生活を楽しめるなと思っていたのですが、それも最初の3か月くらいであり、たちまち退屈になり始めたのです。長期休みの時はともかく、週末のわずかな時間で実家に帰るのも疲れるだけですし、休みは一人でゴロゴロしているだけでした。だから、せめて2年間限定の地方愛人ができないかなと考え始めて、気づけば、ネット上の愛人掲示板を漁っていましたね。一人でゴロゴロするよりも二人でゴロゴロしたいですしね。
そこで日和さんと知り合いました。日和さんは僕と同世代の女性でした。彼女もまた愛人掲示板で週末を一緒に過ごしてくれる男性を探していたのです。
僕は正直に奥さんがいること、そして、2年後には帰任するのでその時までと言う条件を出したところ、日和さんは快く了承してくれました。
「それは私にとっても好都合です」と言ってくれましたね。ただ、日和さんは「近くに独りで住んでいる」と言うだけで詳しい身上は教えてくれませんでした。お互いを深く知ることで情が沸いて、2年後に予定されている別れが辛くなるくらいならば、余計な情報は入れない方がいいと考えて、僕も深くは聞きませんでした。
日和さんとは2年間、楽しい日々を過ごしました。彼女は週末になると足しげく通ってくれて、家事をしてくれたり、地元でデートをしたり、初々しくも甲斐甲斐しく僕の世話を焼いてくれました。もちろん、それ相応の行為もしました。
やがて、帰任の日が迫ってきて、日和さんともお別れの時がやってきました。その頃には日和さんは愛人と言うよりも僕の現地妻のような存在になっていて、さすがに名残惜しかったのですが、まさか日和さんを連れて帰るわけにもいきません。
すると日和さんはお礼方々、真相を明かしてくれました。日和さんも実は旦那さんがいて海外赴任しているとのことでした。丁度、旦那さんが赴任したのと入れ替わるかのように、僕がここに赴任してきたわけです。そして、僕が帰任するタイミングで旦那も赴任を終えて帰ってくるとのことでした。
「お互いにちょうど良かったんですよ」とほほ笑む日和さんと、僕は最後の夜を熱く過ごしました。
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